2019年 09月 25日
幕府衰亡論31 |
本日米下院民主党はトランプ大統領の弾劾調査に着手したと発表あり。
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トランプ大統領は不法移民が米国経済を脅かしているというが、移民の国というのは表向きで、実は奴隷の国というのが真の姿だろう。USATodayでは移民の国は滅亡しつつある、という特集をしている。
アフリカから輸入した黒人だろうが、中南米からの不法移民だろうが、奴隷がいなければ成り立たないのが米国経済で、それも既に「世界の工場」は中国になってしまったのだから"Amerisa as Number ONE"といったところで空虚なお題目に過ぎない。
ECでも地中海沿岸などから連れてこられた奴隷の子孫が
今までの借りを返せ。
と言っているのが、最近の不安定要因だろう。アベノミックスが終点に着いたので後は征韓論しかない、というシンゾー君を担ぐ日本会議などの人々は、
私のいう通りにしない人は非国民だ。
というのが滅びの道である事を学習できないのだろう。
英紙にはボリス・ジョンソンは懲役刑もありうると報じているが、シンゾー君をモリ・カケで懲役刑にするには最高裁に至る裁判官を入れ替えるところから始めないとならないので、手間が掛かる。
慶応三年10月13日というから、將軍家が在京の諸大名并に其重立たる群臣を二条城に召集め諮問の上、翌14日には大政返上を奏上し用というその日、已に朝廷では岩倉少將、西郷吉之助、大久保一蔵、桂小五郎が首領となりて倒幕の密勅が出ていたであるのである。
これがつまりその戊辰戦争の法的根拠で、慶喜が蟄居しようが、江戸城を無血開城しようが、會津鶴ヶ城が焼け落ちようが世良修蔵さんが殺されようが、倒幕軍は征討の刃を収める事は無かったであるのである。
然るに福地源一郎先生は其密勅を白日のもとに引き出し、世上に流布した当人の責任として、の論理矛盾を舌鋒鋭く突いておられる。
其密勅を拝讀すれば、源慶喜は實に古今無類の大惡人なりというが、幕府に在りて謹察すれば慶喜公には就職以来妄に忠良を賊害し王命を棄絶せられたる事績ありとは剛末も其實證あるを見ざるなり。
佐幕黨の手にて尊皇黨を闇討ちすれば尊皇黨にても亦佐幕黨を暗殺するの惨劇を演じ、すでに京都にては此惨劇は独り尊討有志輩の暴行のみに非ず、現に見回組新選組など云へる中にも鎮撫巡邏の本分にて有りながら幕閣の厳禁を犯して此暴行に與かつたる者もありき。然れども是れ幕閣の教嗾に出たるもあらず將軍の命令に由れるにも非ざれば、之を將て直に慶喜公の罪悪なりと斷ぜんは、、、世間豈に此理あるを容さんや、
先日は西田敏行が落武者の生霊を演じていたが、幕府衰亡史を画像にするなら、福地桜痴先生を西田敏行さんが演るのも面白いかもしれん。
by dehoudai
| 2019-09-25 10:50
| ほん
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