2019年 04月 07日
太平楽 |
昨日の天宮神社十二段神楽で奉納された太平楽は子供の剣舞ということになっている。
平和な時代になって、剣は子供のおもちゃになったとも考えられるし、平和な時代は剣で守らなければならないと考えることもできよう。「平和」か「反戦」かという命題は奈良時代にもあったのではないだろうか。
花見に来ている日本人は皆太平楽な顔をしている。明治時代のどこぞの祭りの写真を見たことがあるが、人々の顔つきが太平楽とは言えない、つい先年まで内戦で殺し合いをしていた経験が染み付いた人々の顔だ。
浜松まつりは喧嘩腰の凧合戦ということになっている。昔は糸にガラスの粉をまぶして、触れば手が切れる様にした時代もあったようだ。昭和20年代には特攻隊帰りが軍刀を抜いて刃傷沙汰、というのが毎年あったようだ。
by dehoudai
| 2019-04-07 18:25
| きせつ
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