2018年 02月 06日
台灣住宅好髒好噁像貧民窟 |
日本人から見ると、台湾の住宅が貧民窟に見える、みたいな記事が新聞に出ていた。
日本では戦災復興のバラックから産業近代化による都市集中の間に「人の一生は30年で粗大ゴミになる我が家を建ててオシマイ。」というハウスメーカーによる洗脳が行き届いたのだが、これも褒められたものでは無い。台湾人によれば「中華文明のわからぬイナカモンめ。」というところか。
現代日本の住宅地は国土計画・土地利用計画がないままに、戦後米国の住宅地に憧れて庭付き一戸建てというのが流行ったが、これは駐車場で滅ぼされてしまった。今度は都心回帰ということで超高層マンションが流行っているが、あれも集住体としては江戸時代の裏長屋を縦に重ねたものだろう。昭和40年代までの都営住宅など、生活が質素だった分は近所で助け合い、というライフスタイルがあったが、今やそれが希薄になり、老人の孤独死となってしまう。多摩ニュータウンなど建設から40年で「街ごと姥捨山」なっているようだ。
新北市などの超高層マンションを見ると50年後には街ごと九龍城になりはせんかとちょっと怖い。
台北站からほど近い、その昔線路際だったあたりにも古い町並みが残っていて「下町」という生活感のある風情が感じられて悪くない。しかし超高層マンションから取り付け金具の腐った空調屋外機が落ちてくる、なんて話は無いのだろうか。 台北の路地
by dehoudai
| 2018-02-06 14:41
| まちづくり
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Comments(3)
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twtrf2 at 2018-02-07 11:37
今年はみかん小僧くんの凧上げるんですか?。
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dehoudai at 2018-02-07 15:24
多分やりません。昔からの商店だと100万単位ですが、町内会のお仕着せでも凧代だけで30万とかになりますし、振る舞いが半端でないので。只酒というのは教育上良くないと思います。戊辰戦争でも只酒を飲みたいだけ、という連中が国体をひっくり返してしまったようなところがあります。官軍はそのあたりをちゃんと心得ていて、明治天皇後東征の折、各町内に四斗樽をばらまいて、江戸っ子はコロリと官軍歓迎となったようです。アホラシ。
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dehoudai at 2018-02-07 15:27
遠州の「やらまいか」というのは多分会津の「是々非々」というのとは違うと思います。