2016年 08月 11日
政権交代 |
日本では日米地位協定でちゃぶ台返しをやる、という観点からは、戦後70年にわたって政権交代はなかったと言って良いだろう。社会党政権というのも、単なるガス抜きだ。ところが台灣國では陳水扁・蔡英文の民進党二代によって、政権交代が進められている。
本日の新聞には中華民国法務部特別偵査組を廢す。という記事が出ている。
元をたどれば、お上に楯突くものはある日居なくなってしまうという、戦時中の中華民國中央執行委員會調査統計局が姿を変えたものだろう。先日は香港でお上に楯突く古本屋が、ある日居なくなってしまった、という事件があったが「黒いわんこちゃんが法律の代わり」という時代が、台灣國でも長く続いた。
中华人民共和国では、なにせ国土が広すぎ、人が多すぎ、歴史が長すぎるので、政権交代というのも難しそうだ。やがて人々は飽き、
政治家というのは大泥棒のことだ。
となってしまい、
お上を信じていたら、命がいくつあっても足りやしない。
台灣國は60年ほどで産業近代化を果たし、実質的に台灣國となったが、
中華民國なんてイラネンジャ。
となるにはまだ時間がかかりそうだ。
シンゾー君は保守本流を自負しているそうだが、何を保守するのかといえば、日米地位協定の定める、植民地土民軍の首領、という地位を保守するのだろう。そのためには中華民國中央執行委員會調査統計局が必要であり、
コクミンノミナサマの個人情報を守ります。
などというお題目で、国家の秘密情報を隠すのに血道をあげている。ところがその植民地宗主国たる米国が、植民地と奴隷制の祟りで200年にしてガタガタだ。
善良なるオマワリサン諸君は、黒人と見たら撃ちころさねばならないところまで追い詰められている。大衆希望の星だったトランプ氏も、大泥棒の化けの皮が剥がれてきた。
by dehoudai
| 2016-08-11 11:10
| にゅーす
|
Comments(0)