2015年 11月 30日
COP21 |
COP21でエッフェル塔が緑色になるのは結構だが、先日は日本の科学衛星がCO2とメタンガスの濃度を測定したというニュースもあった。先年のCOP15ではメタンガスの温室効果は二酸化炭素の23倍という記事も見られる。
農業もさりながら、畜産業からのメタンガスの排出が大きいそうだ。年間のメタンガス排出量は、西側で多く飼育される乳牛1頭が人間1人の1,000倍だそうだ。温室効果からは牛1頭が人間の25,000倍という勘定だ。
発展途上国側からは「俺たちゃ肉なんか食ってねーぞ。」という大合唱が起きそうだが、これは「誰が地球を汚したか?」という、1992年リオ会議以来の途上国と先進国との対立の図式そのものだ。「先進国」というのは「地球滅亡に向けての、」という枕詞が必要だ。
日本には古来より「環境を奪う農業」ではなく「環境を育てる農業」である水田稲作文化があり、魚から動物性たんぱく質を補給できる、という地政学的優位があった。それを破壊したのは「ビフテキ(まあ牛鍋でもヨシ)食って文明開化」という近代化と、米国の奴隷制農業に尻尾を振って、植民地の国法は州法に準ずるから連邦法に従う、という奴隷根性に凝り固まって、日本軍まで植民地土民軍に貶めようとするアベクンの類だ。
by dehoudai
| 2015-11-30 17:56
| にゅーす
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