2015年 10月 15日
花は咲けども |
花は咲けど 花は咲けども
春をよろこぶ人は無し
毒を吐き出す土の上
うらめしくやしいと花は散る
という歌があるそうだ。
詩 あおきふみお・影法師
どこかで耳にしたようなタイトルだが、こちらは東京発ではなく、東北発だ。どこぞのコンテストでグランプリを取った、ということで、
「全国ツアーをやるから、寄ります。」
という連絡があったそうだ。
16日(月)
静岡県浜松市 詳細未定
問い合わせ:青島
090-3854-1488
この歌は全世界に向けて発信なので、日本語で歌っているが、
白河以北一山百文 YouTube
という曲は元詞が長居弁ということで、覚えるのが大変だ。
何せ日本語の元になったのは江戸弁なのだそうだが、御家中御直参が「左様然ラバ御免。」と、城から下がってしゃべっていたのは駿遠三の話し言葉なので、あまり訛りというものを自覚することがない。
白河以北一山百文とこいたのは西国の足軽だったが、それ以前から当地はマグロの刺身で言えば大トロみたいなところなので、なかなか尻尾の気持ちはわからない。福島へ一年手伝いに通って一番の収穫は、尻尾から見た日本は、マグロのトロが見た日本とは違う、ということだった。この歌を歌えるようになると、今まで見たことのなかった日本が見えてくるだろう。
白河以北一山百文
作詞:あおき ふみお 作曲:横沢 芳一
都会で出たゴミ しこだまつけで トラックこっちさ のんべにくる
こごらの土地は 値打ちねえがら ゴミぶん投げんに 丁度ええなだど
※
白河以北 一山百文て
見がすめらっちゃ あん時がら
あっちの野郎めら 持ってくんなは
おらだのだってもの ばっかしだ
リゾートなつうもの こしゃうために 山だて沢だて ぼっこされる
ちゃらちゃら遊ぶ 野郎めらのため なしておらんだが 泣がんなねなや
※ (繰り返し)
原発みだいな だってものは なえでもこっちさ 押しつけてよごして
ええ思いしんなは われらばっかし ばっぺなもんだな 東北なつうなは
※ (繰り返し)
ゴミだて原発だて おめだのもんだも そっちで何とが すんながスジだべ
ゴミにまみっちぇ 生きてみんだ 原発背負って 暮らしてみんだ
by dehoudai
| 2015-10-15 16:08
| うた
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