2015年 07月 30日
ユーロトンネル |
トンネル会社に勤めるカレーの市民は、密航難民をどう思っているのか?単に警備人員の大規模削減に反対しているのか?アフリカ各地、中東各地から難民となってヨーロッパに流れ込み、
ドイツはナオナチがいるから怖いし、
フランスは自由・博愛・平等という割には難民申請が拒否されるまで収容所で数年かかるし、
そうだ、海の向こうには民主主義の故郷がある。
というわけでトンネルに押し寄せる若者が後を断たないのだそうだ。英国にいっても良いことがあるとは思え無い。いきなり警官に追われて、地下鉄駅で殺されるぐらいが関の山だ。
それでもなお難民が後を絶たないのは、独立諸国がうまくいっていないせいだろう。オバマ君がどこかで
もう一度立候補すれば勝つ自信はあるけどね
とかませたとおり、アフリカ各地の大統領閣下連は、再選禁止法があっても無視してしまう。しまいには北朝鮮のような世襲王朝になってしまうのだ。まあ安倍晋三が
お湯を注いで3分、インスタント岸信介
なのにも困ったものだが、一応選挙はある。後は国民が「インスタント岸信介菌」にやられなければ良いのだ。
家尊が「僕も行くから君も行け、狭い日本にゃ住み飽きた。」と満州へ向けて大陸雄飛したのは昭和8年だった。経済難民ではなく植民官吏となった家尊は、そこで植民地の実相と、国家機構の裏側というみてはいけ無いものを見てしまい、昭和20年8月15日を以って「あははのは」という呑気なトーサンになってしまった。
守屋浩が歌った
ぼーくの恋人東京へいっちっち
が大ヒットし、全国から青年が東京へ押し寄せたのが1960年ごろらしいが、東京と地方の経済格差を根底から覆すうまい工夫はいまだに無く、票の格差は広がるばかりだ。
ユーロトンネルの場合は、さらに根深く、2000年来の黒人に対する白人の「上から目線」が根底にあるだろう。
あまりに昔からのことなので、白人諸君も黒人諸君も、それが単なる「上から目線」であることに気がつかないのだ。
幸せは山のあなたと考えるものもおるが、海の彼方と考える若者も多いのだろう。日本は東方海中の蓬莱島なので、海の彼方というのは戦場だった、という時代もある。海外派兵というのはそういうことだ。
by dehoudai
| 2015-07-30 07:10
| にゅーす
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