2014年 12月 25日
明治は遠く? |
という記事が出ていた。明治は遠くなりにけりという感じ。
中日新聞
図は明治25年6月4日団々珍聞ですから、前月の第三回帝国議会で田中正造翁が熱弁を振るっているところでしょう。まだ51歳なので「翁」という感じではなく、自由民権の闘士、という感じです。
相馬藩などからも日本鉄道とともに、古河市兵衛へも金禄公債を出資して、銅は日本の主要輸出品のひとつとなり、全国の産出量の1/4は足尾銅山が占めていたようであります。
本当に明治は遠くなったかというに、東京電力などが「公共事業」のような顔をして、高い電気を平民に売りつけ(電気もガソリンも米国の2倍)、事故が起こっても知らん顔ということでは、国策企業というヤツに限っては、明治は遠くならざりけり、という感じもします。
by dehoudai
| 2014-12-25 19:00
| にゅーす
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