2014年 02月 12日
親不孝 |
親孝行というのは三歳までで、あとは一生親不孝だそうだ。
と諭してあげたら、
恵一郎さん そうでも無いと信じてあげましょう。(^_^)
という返事があったので、吹き出してしまった。
私は親の立場からの覚悟を申し上げたのに、
君の応答は子供の立場からなのであるね。
ふっふっふっ。まだ修行が足りない様じゃ。
まあしっかり修行させてもらえ。
とフォローしておいたのだが、これは愚息一人が足りない訳ではないのは、東京都民が「子供に金を借りて使ってしまうやつ」を都知事に選んだことでも分かる。
おかげで国民一人当りの借金は800万円を超えている。消費税を2割やそこらにしても追いつきそうにない。
老人介護と言うが、年寄を金儲けのタネに「介護産業」に売り飛ばすだけのことで、親不孝の家元みたいなものでもある。何のことは無い「先進国の最新事例」を真似ているだけであって、米国でも介護産業の隆盛とともに、痴ほう老人が増えているらしい。新聞にも先年「年寄売ります」という刺激的な見出しで、入居施設での老人虐待についての特集が組まれていた。
「痴ほう老人」と言うが、実体は「放置老人」であって、痴ほうに見えても、誰かが半日も話を聞けば痴ほうでも何でもなく、元気になるのだ。こういう親不孝は見習わないで欲しい。
ルース・オゼキはこうした老人問題に付いても、
All Over Creation
Ruth Ozeki
Viking 2003
Penguin Books 2004
できちんと描写している。この本はタイトルも曹洞宗っぽい。
by dehoudai
| 2014-02-12 22:06
| きせつ
|
Comments(0)