2014年 01月 30日
巌窟王 |
しかし今日は紙の壁が石の壁になってしまったのが余程ショックだったのか、石の壁を突破して体力を使い果たしたのか、ぐったりと寝ていて、時々か細い哀れな声で人を呼ぶ。「お迎えはまだか。」であるね。
140209
家人より前夜の様子を承った。
小生が裕徳さん達と天下国家を論じている頃、猫翁は「外に出せ。」と吠え、家人が外に出すとよろよろと暗闇に消えた。家人が懐中電灯を持って探すと、前夜見つけておいた死に場所ということで、公園の排水口に飛び降りたそうだ。
穴に消えようとするので、必死の思いで家人がぬるぬると滑る排水路に下りて、近所も構わず
こら古山どんきち、あんたは我が家の家族なのだから、そんな野良猫の様な真似は許しません。
とかなんとか絶叫して、首根っこを押さえると、まるで悪戯がばれた子猫の様に、小さくなって大人しく捕まったそうだ。人間とはいえ乳を飲ませて育てた御生母様の迫力だ。
by dehoudai
| 2014-01-30 12:24
| きせつ
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