2013年 01月 30日
視線 |
ATAGOAL2013/ますむらひろし/風呂猫/2012 と
夕陽ー日暮里諏訪神社/笠松紫郎/渡邊庄三郎/昭和8年 が掛かっている。
ヒデヨシ君は例の調子で「見ろ、富士山なんかどうでもいい、イカのくせに空飛んでるぞっ。」とやっている。猫に「キムジョンウンがミサイルを、、、」と説いても無駄なんである。
笠松紫郎の視線の先は石段だ。石段の上で祈りを捧げる女の、向うに拡がる夕陽は満州の方角だ。
姜尚中さんによれば、安倍君は財政赤字で、にっちもさっちも行かなくなった昭和の初めに習って、三国同盟くらいまで1−2年でやっちまうつもりだろうとのこと。血税の時代が足音を響かせている。
笠松紫郎の危ないところは、川瀬巴水の様に「ひと呼吸」置かないで、いきなり時代を描いてしまうところだ。
春の夜ー銀座/渡邊庄三郎/昭和9年
なんかも歌舞伎見物の後で、屋台の寿司をつまむという景色は、現在のテレビを賑やかすグルメ番組のノリだ。
梅雨の紀の国坂/渡邊庄三郎/昭和13年
歩いているのは安倍君の御母堂かもしれない。
by dehoudai
| 2013-01-30 15:14
| きせつ
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