2012年 08月 18日
まんこの乱 |
ソヴィエト連邦が崩壊したのは「高度に発達した資本主義社会が、唯物論的進化によってコミュにズムに達する」という論理とは裏腹に「高度に発達した資本主義」など影も無い、農奴経済段階のロシア帝国で、産業近代化を進めるための名分だったことがはっきりした。中央集権国家が官僚に食いつされるのはよくあることで、崩壊してみると元の木阿弥、プーチン氏はロシア正教に帰依している様だ。
キリスト教が牧畜に基づくことは、キリスト教の結婚式が、家畜の繁殖監理技術に基づくのを見れば良く分かる。興味のある方は
「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」
塩野 七生 1970
をどうぞ。
そうしたロシアでは「まんこの乱」なんてバンドの名前さえ許すわけにはいかないのだろう。
我が国では明治政府がキリスト教の真似をして「天子様のからだです、大事にします鍛えます」と始めるまでは「まんこの乱」だらけだったことが宮本常一の土佐源氏からは伺える。
by dehoudai
| 2012-08-18 13:44
| にゅーす
|
Comments(0)