2012年 03月 28日
国営企業 |
中部電力は石炭石油を炊きまくって夏の甲子園を乗り切ろうとしているのだが、国は「いや、単にその、、、核兵器の製造能力を維持しろという、米国からのお達しに従っているだけで、他意は御座居ません。」と言う訳で、原発を手放そうとしない。
国連安保理に行けば「日本は米国のパシリ」ということになっているのも、理由の無い事ではない。
国民の安全・健康などどうでも良いのだが、法治国家ということになっているので、「君が民、僕が主」と言う連中を使って「原発の安全性協議」などしなければならないから面倒だ。
国の持ち株会社を「国営企業」と言うそうだが、何も国が表に立たずとも、国が思い通りに議決権を操る事が出来れば、「国営企業ノヨウナモノ」を造る事は出来る。
米国では「鉄道は儲からなくなってしまったから、国で面倒を見てくれ。」という訳で「Amtrack=国鉄」を作ったが、同じ頃日本では「国鉄民営化」というわけで、株式会社にしてしまった。
おかげで今では成田=NYが48,000円なのに、浜松=福島30,000円と、世界一高い乗り物に載らなければ国内を移動する事も出来ない。
中国では鉄鋼・電力・鉄道・自動車・銀行といっためぼしい企業は国営だ。法治主義の国では無く、人治主義の国なので、人民の事など気にせず、仲間が集まって宜しくやっているのだろう。
日本は法治主義と言うタテマエなので、国営企業だと面倒な事も多いから、電力は民営ということにしてあるのだが、中国同様仲間が集まって宜しくやっているのが、昨年以来丸見えになってしまった。
満州鉄道株式会社の株は公開と言っても、公開当日に仲間が集まって山分けしてしまい、一般公募で手に入れた人は殆ど無かったということだ。何故かと言うに資本金の100倍に達する補助金が、国庫から出る事が事前に決まっていた為という。そう言えば浜松には遠州鉄道株式会社というのもあるぞ。
by dehoudai
| 2012-03-28 07:47
| にゅーす
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