2012年 01月 03日
お正月にすること |
静岡茶。環境線量とは違うのだろうが、なかなかのものだ。msvは福島の話だと思っている人も、色々と研究してみると良い。
DesignOfficeの林さんからは「石の上にももう20年」という感じのカレンダーを頂く。今年はパッケージをヴァージョンアップして、究極の印刷物郵送パッケージというところまで来た。凄い迫力。詞書も凄かった。
何故米軍が原爆投下目標に広島を選んだのかが、この酒にも潜んでいる様な気がしてならない。平清盛以来の日本海軍の軍都であり、日清戦争の大本営が置かれた広島には「海軍御用達」の酒もあったのだろう。米国の禁酒法が第一次大戦下で「戦地では兵隊さんが命懸けで戦っているのに。」として始まったのと対照的に、帝国陸海軍は上に行けば上に行く程「酒臭かった」というのが知られるところだ。
「国破れ」焼跡の廃墟の中で、日々餓死者があふれていた。昭和21年の大学卒初任給で、日本酒が2升買えたそうだ。それにも関わらず、赤坂近辺では夜毎無礼講の大盤振る舞いが続けられていたとも言う。そうした中で皇室から御下命があったのは、原爆による廃墟の町の酒蔵だったのだ。味わうに「油の如き」美酒である。酒が時代を知る訳では無かろう。誰がどのように飲むかだ。
by dehoudai
| 2012-01-03 16:33
| きせつ
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