2011年 04月 13日
電力料金の不思議 |
「計画停電」は戦時中と同様、国民への「非常時教育」だった事が露呈しつつあるが、ここで思い浮かぶのは「電力料金の不思議」だ。図は広島・長崎に投下された原爆の原料を精製した66年後の現在も、周辺住民の恐怖の的となっている、ハンフォード核燃料精製施設だが、これがシアトルの奥地に作られたのは、有り余る電力があったからだ。
「核の利用で電力が安く、」という東電の説明とは逆で、「電力が安いから核爆弾」というわけだ。
有り余る電力はアルミ精錬も呼び込み、日本国民は3月11日ならぬ3月10日でご存知の、B29の原料となったジュラルミンもシアトル周辺で生産された。現在もせっせとB787を製造中だ。電力のだぶつくシアトルの地元では電気料金は全米平均の1/2なのだそうだが、「計画停電」で「非常時教育」をやらかした東電の電力料金は、その全米平均のさらに2倍($1.00=120円当時)なのだという。
復興国債やら増税を言う前に、地域割りで有無を言わさず巻き上げた電力料金が、どこへ行ったかを明らかにするのが公益企業の責務だろう。
シアトルの奥地に有り余る電力がある理由はこちら。
見通し
「福島原発10基を廃炉に!」
「福島原発震災」をどう見るか その2
ブルーシート
経済効率
「福島原発震災」をどう見るか
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復興国債やら増税を言う前に、地域割りで有無を言わさず巻き上げた電力料金が、どこへ行ったかを明らかにするのが公益企業の責務だろう。
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by dehoudai
| 2011-04-13 10:02
| にゅーく
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