日本の国会議員は政治は省庁の事務方に任せて、事務方の作った質問にちゃんと振り仮名を付けてもらい、答弁も事務方が作成し、振り仮名もつけてくれるので、仕事といえば次の選挙で当選することだけだ。これが統一教会のはびこった原因だろう。国会議員は江戸時代の殿様が、世襲でなく札入れで決めることになっただけで、何も変わらないのは世襲議員が多いのを見れば解る。
米国は元々が
お畏れ乍ら国王陛下に叛きたてまつり、
独立した国なので、
お上の意向を忖度
というのは無い国だろう。
当選したらこういう政策を実行します。
という公約がびっしり書かれた選挙公報を見ればよく解る。公約を実行できないことがわかると任期途中で辞任する人もいる。
大統領公選というのも米国式民主主義の根幹で、4年毎に米国式のお祭り騒ぎをやるのだ。
今回の台風の目は建国248年にして初めて政治の場で「子宮」という言葉を使ったカマラハリス副大統領59歳だろうが、大統領候補の年齢も話題になっている。
バイデン 81歳
トランプ 77歳
と似たようなものだが、usatodayは
米国人は80歳の大統領をどう考えるか?
という記事を載せている。80歳でいろいろなことをするのは
安心 心配
の2分法だ。
飛行機のパイロット
外科手術 は心配が多い
テレビで政治問題のニュースキャスターは安心が増える
弁護士・警察官とあって
学校の先生とスーパーでレジ係80歳でも大統領なら安心だそうだ。
しかしどうも、大統領候補の年齢が問題になるより、共和党民主党のいずれも若いのが居ないという方が問題ではなかろうか?
私も最近とっさに孫の名前が出てこないことがあるぞ。
空を飛ぶ怖さ
パイロットの疲れをやわげるため、航空産業は透明性・企業責任・改善を常に前向きに考えなければならない。
乗客と航空会社の関係はとてもデリケートで、ちょっとした怠慢や間違いのヒントだけでも損なわれる。
インドネシアではこれが特に重要。便数による国際航空会社50社の中で信頼性が悪い会社が複数含まれている。
最近ではBatik Airの操縦士と副操縦士が同時に飛行中に居眠りをしていた。
国家安全輸送委員会によれば、1月25日スラウェシからジャカルタに向かうBTK-763便の操縦士・副操縦士が2時間の飛行中28分間共に居眠りをしていた。
これは特別な例かもしれないが、航空産業全体に与えた影響は計り知れない。
乗客はこのようなニュースに接すると、航空会社、発着地に関わらず、航空機の安全性が心に浮かぶ。
先月のアラスカ航空のボーイングのドア周りの壁が飛行中に取れた事件、先週United Ailineの関空行きBoeing777の車輪が取れて乗用車を直撃した事件、月曜日オーストラリアからニュージーランドへ向かうLATAM航空のノーズダイブ事故を目にすると、心配になる乗客は増すだろう。特に心配性の乗客は2018年ジャカルタからパレンバンに向かったのLion Air 610便のBoeing 737 MAXが離陸直後に墜落した事故を思い出すかもしれない。
民間航空産業は細心の安全対策が幾重にも重なった複雑なシステムだ。しかしこれが機能するのはそれが常に最新の状態に保たれていることを乗客が信頼できる間だけだ。
操縦士はどの便でも数百人の乗客の命を預かる飛行機旅行の安全性の要だ。
その操縦士が飛行中に居眠りをしたら、乗客の信頼の基礎が揺らいでしまう。いかなる場合でもあってはならないことだ。
同時に国家安全輸送委員会の報告書は
ちゃんとした休みが取れない。
と訴えるBatik Airの操縦士に同情している。1歳になる双子の子供を抱えて引っ越しをしたばかりだとのこと。それでも乗務前の診断では乗務に差し支えなし、という診断が出ている。24時間以内の乗務の間には9時間の間隔があり、休みは取れていたはずだというのが根拠だ。
責任はどこに?
Australiaから New Zealandに向かうLatam航空の客室乗務員が離陸前に、誤ってパイロットの座席のボタンに触れ、ノーズダイブに至った事故を受けて、ボーイングが離陸前に座席のボタンを確認するよう注意喚起。
SIPRIの推計ではロシアの武器輸出が2014-2018に比べて2019-2023では53%減。ロシア当局がウクライナ侵攻を優先しているためと、購買国が西側の制裁を恐れたため。
黒海方面が面白く無いので司令官クビ。いよいよバルチック艦隊司令官が登場だそうな。