2008年 10月 20日
政治の季節 |
シアトルでは新聞の政治行政欄に、都市交通問題が特集されていた。日本では新聞はお上のお達しを伝えるのが仕事だが、米国では政策の選択枝を、住民に解りやすく伝えるのが新聞だと信じられている。何も新聞社がそうしているのではなく、そのための選挙であり、そのための議会政治なのだから。それに読者が金を出すのだ。
選挙公報も日本の週刊誌程の厚さで、各党の政策案がぎっしり詰まっているのだが、税金がどうなるかを住民投票で決めるので、これを読まねばならない。これをもちっと解りやすく、という需要に新聞が応えるのである。民主主義の何と面倒なことよ。下は今後15年程掛けて郊外へLRTを延長するかどうかを問うもの。原文はSeattle Times。
by dehoudai
| 2008-10-20 12:13
| まちづくり
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