2008年 08月 30日
Are you happy? |
2000年にユニバーサルデザインの視察というのにくっついて英国へ行って来た。郊外のショッピングセンターは年寄りのたまり場になっている。買い物をする訳でもなく、日がな一日時間をつぶしている年寄りでカフェテラスの椅子は塞がっていた。
サッチャー政権の頃に、年寄りに金を使っていたら、英国は沈没してしまう、というわけで福祉予算を削り、年寄りは自立しなければならないこととなったのだ。英国人のガーデニング趣味だって「庭の草をむしっていれば金は掛からん。」というシカケだろう。
「英国病」に代わり「日本病」は益々病状が重くなりつつある様だ。「介護保険があるんだから、ボケなきゃ損だ。」という訳である。それで幸せなのだろうか?
本人が幸せかどうかなんてどうでも良いのだ。家族は税金で厄介払い、御出入り業者にとって、年寄りは人間というより、「金のなる樹」なのだ。
by dehoudai
| 2008-08-30 09:54
| まちづくり
|
Comments(0)