2017年 09月 23日
牛防衛軍 |
若向きのtvcfが何を意味しているのか解らない、というのは加齢現象だが「ところ変われば訳解からん」というのもある。
インドの高等裁判所が「牛防衛軍」みたいな自警組織の被害を防ぐために、各州の警察は人員を配置し、被害者に補償せよという判決を出したそうだ。去る6月に衝突から死者が出たことによる対策らしい。
どうも背景がよく解らない。米国式の善意の動物愛護運動、という単純なものではなかろう。日本でさえ八百万神がおわすのだから、インドには八千万神がおわして、牛を食べて良い宗門と牛を食べてはならない宗門の争いなのか、それに民族問題・階級問題などが絡んでいるのか、謎の国だ。ニュースにしてからがインド人の読者を前提にしているようなので、インド人の常識がないとなんのことやら解らない、という部分が多すぎる。
悪気はないんだろうが、ミッキーマウスではあるまいに、道路とは時速80kmで走れる舗装道路という、米国式の善意の単純な発想の道路が地球上に広く分布しているわけではなく、軽の四輪駆動しか通れない道がインドにも多かろう。明治時代「遠州浜松広いようで狭い、横に俥が二丁立たぬ。」と言われた頃には車ににんべんが付いていた。
by dehoudai
| 2017-09-23 09:34
| にゅーす
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