2017年 08月 21日
佐鳴湖 |
久しぶり、佐鳴湖公園に車を停めてみた。西岸に一棟だけあるのは地元住民が阻止できなかった穴吹工務店のマンション。
この時住民の皆さんにお付き合いしてみて、建築基準法・都市計画法が、開発に対していかに無力かを身にしみて感じた。開発側からすれば都市マスタープランなど
この時住民の皆さんにお付き合いしてみて、建築基準法・都市計画法が、開発に対していかに無力かを身にしみて感じた。開発側からすれば都市マスタープランなど
ちゃんちゃら可笑しい。
40年前には厚さ1センチ程だった法令集が、今では5センチ以上になっているが、何が増えたかというとザル法のザルの穴を増やしただけみたいな感じがする。
結構船が浮かんでいる。気のせいかVOCっぽい匂いがする。
少し走ると「神の住む谷」がある。 「豊年満作」という言葉は農産物の出来高のみを言っているのではなく、そこの環境が豊かに維持されている、というのが前提だろう。「漁獲高がありさえすれば。」という近代化で全国の「津々浦々」が滅びつつあるが、農地も同じようなものだ。耕作放棄地が増え、そこに太陽光発電パネルが並ぶことで、国の形が変わりつつある。
佐鳴八景に「西湖山の晩鐘」と謳われた湖岸の龍雲寺というお寺に「世界一大きな般若心経」というのがあったので見てきた。 築山御前の討たれたのが小藪だというが、佐鳴湖あたりにも戦国時代の血なまぐさい話が残っている。龍雲寺には地獄絵巻があったが、地獄に落ちているご当人が、それに気づかないというのは、今も変わらない。
by dehoudai
| 2017-08-21 18:03
| まちづくり
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