2017年 07月 24日
女領主 |
雲南省には摩梭と呼ばれる女権社会の伝統を守る村があるという。
ところが1959年に共産党が入ってきた頃から全てが狂い始めたそうだ。
社稷と経典を焼き尽くし、1975年からはそれまでの伝統であった妻問婚が禁止され、中国式の「一夫一婦制」と称するものが強要された。それまでの安定した女権社会は急速に変容し始めている。
とのこと。
今年のNHKの大河ドラマは井伊直虎ということで「女領主」みたいなものが戦国時代に現れたという姿を演じている。しかし、どうも、実は、女権社会というのは戦国時代よりも1,000年以上前のもの、という印象が強い。
井伊谷の天白磐座遺跡からは4世紀の祭祀遺物が出ているそうで、あれはどうも「みくまり」の遺跡ではなかろうかという説もあるようだ。男が顔を出すと殺し合いになってしまう「水争い」を仕切るのは女の役割、という時代があったのかもしれない。
何せ平塚らいてう先生のおっしゃる通り、忘年会でストリップをやったらバカウケで、隠れていた太陽ちゃんが顔を出した、という国だ。戦国時代といっても敵の首を取って年貢を奪うだけで、
男といっても今日は敵の首をいくつ取った。と威張るだけで、酒を飲んで寝てしまうから、食べ物の世話は女の仕事。
という通り、男のやることはもっぱら破壊であって「生む」とか「産む」とかいうのは古来女の仕事だった。北京政府ももっぱら
今日は敵の首をいくつ取った。
と威張るだけの口かもしれない。何も中国だけの話ではない。最近お騒がせの「日本会議」と称する御連中も
今日は敵の首をいくつ取った。と威張るだけで、飲んだくれて寝てしまう。
口だろうか?恥ずかしいことだ。
大河ドラマはしばらく氣賀(「きが」ではなく「けが」と呼んでくださいね。)のO君が仕切っており、誰かが忖度したのだろうが、氣賀の繊維問屋を登場させて親孝行を果たしたところだ。「日本形染」「直虎」に続き、西郷隆盛を挟んで2019年にはオリンピックに引っ掛け、古橋廣之進の師匠をやるそうだ。
by dehoudai
| 2017-07-24 10:00
| きせつ
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