2017年 07月 17日
渡辺直美現象 |
最近渡辺直美さんというふっくらした芸人さんが売り出し中のようです。50年前だと吉永小百合さんのようなほっそりした美人がスターでしたが、最近ではふっくら体型が「親しみが持てる」ということで人気なのでしょうか。
台湾では30前の若者にふっくら体型が多かったような気がします。にくギャルと対照的にほねギャルも多く、中肉というのが少ないみたい。
日本でも昭和30年代までは痩せた人が多かったような気がします。それまで国民の多くが飢餓線上にあり「たらふく食べる」というのが夢でした。米国で豚の餌にしていたというスキムミルクの給食で育った我々に襲い掛かったのが「ハンバーグ」でした。栄養失調による結核が国民病だった時代から、糖尿病と癌が国民病へという高度経済成長の時代でした。
飢餓状態で復員してきた父は農村である在所で「さあ食え。」というわけで糖尿病を発症したのですが、私の糖尿病歴はハンバーグから始まっているような気がします。
国民の多くが飢餓に直面している国では、ふっくらした芸能人は反感を買うだけでしょう。そうした国の為政者に限ってふっくらしており、糖尿病で死んでしまうようです。
2012年にサイゴンへ行った折も、糖尿病体型の子供をたくさん見ました。戦後の飢餓線上から糖尿病と癌の時代を進んでいるようです。
世界の糖尿病が国民病という国を見ると、太平洋の島嶼が目につきます。米軍の核実験場の周りでは、かっての日本のように、自宅でハンバーグを食べるよりも、さらに手軽なハンバーガーが住民を蝕んでいるようです。
水平線を眺めながら、なるべく体を動かさないで、体の要求するカロリーだけを取る、というそれなりに健康だった伝統的な生活に、常に極限まで体力を使い続ける、という軍隊式の食生活が持ち込まれ、「核のゴミ」ならぬ米国の食料資本が持ち込むジャンクフードが糖尿病を生んでいるのでしょう。
Japan Tobbacoみたいな顔をしたJewish TobbacoではWHOを使嗾して「タバコは健康に有害」キャンペーンを繰り広げ、御法度品にしてしまえば値はつけ放題、と利益は史上最高を更新中ですが「たばこより肥満が有害」というレポートは等閑視されています。
by dehoudai
| 2017-07-17 16:26
| きせつ
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