2017年 05月 22日
祈る |
毎日新聞にかなり重要に思える記事が載っていた。
天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、昨年11月のヒアリングの際に保守系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」などの意見が出たことに、陛下が「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」との強い不満を漏らされていたことが明らかになった。陛下の考えは宮内庁側の関係者を通じて首相官邸に伝えられた。
毎日新聞
と言うんだが、東京大名誉教授などの御用学者たちは「祈る」と言うことがお分かりになっていないらしい。大方は教科書を丸暗記して東大教授というパー揃いなのだろう。祈るとは何かが教科書には出ていなかったのだね。「保守系」も地に落ちたものだ。
宮内庁幹部が陛下の生き方を「全否定する内容」と感じたのはこれが最初ではなかろう。昭和16年11月の戦争指導最高会議では昭和天皇から「勝てるのか?」と言う下問が2度にわたって繰り返されている。日頃「綸言汗の如し」などと、現人神を担いで暴れていた連中は、なぜ切腹しなかったのか、不思議でならない。何を保守するのかと問われて、
最後は金目でしょ。
という石原伸晃環境相(当時)の方が、まだマルダシで素直だ。
小生は「祈る」と言うことが解らないので、妻に任せている。「感謝する」というのが手掛かりになるだろう。伊勢内宮は「地球のエコロジーに感謝」、外宮は「食べ物に感謝」だ。
by dehoudai
| 2017-05-22 08:00
| にゅーす
|
Comments(0)