2017年 05月 09日
八田與一 |
八田與一の首を取ったぞ。
と威張っていた奴がいたそうだ。年金の雲行きが怪しくなったのに腹を立てた老兵だろうか。しかし新聞にはハテナマークが載っている。
哪一個殖民統治較惡劣?
八田與一是工程師,與政治無關
蔣介石不只是殖民統治者,還是獨裁政權的劊子手,祭拜他才是奴才。
というわけだ。まあ植民地経営は住民福祉のために行われるわけではなく、富の宗主国への移出が目的なのだが。
銅像なので首はいくらでも挿げ替えられる。取られる前はダムを見ていた様だったものが、新しい首は遠い空を見ている様だ。
戒厳令の暗黒時代に天下国家を論ぜずに、ゼニ儲けに打ち込んでいたのが現在の台湾の繁栄の元ではなかろうか。八田與一技師も植民地経営に全幅の賛意を持っていたわけではなく、技術者としての仕事をしたまでだろう。
台湾人に比べて韓国人・朝鮮人は天下国家を論ずるのが好きなようにお見受けする。それも「本当は、」とならずに、自己正当化という修辞学のドツボにはまってしまうのが凡人だ。従軍慰安婦は日本軍の仕業だ(はい、その通り)と言い続けるより、産業近代化同様、社会構造の近代化に励んだ方が実りがあると思うのだが。
財政改革の手立てが無いので「首を取る。」と騒いで国民の目をそらすアベクンにも困ったものだ。鉄腕アトムは戦争に頼らず国策企業に税金を垂れ流す、平和日本のお題目だったが、最近人気がない。歳出には歯止めがないので、あとは
戦争やってチャラ。
これのどこが自衛の備えなのか、シロートにはよくわからんが、古来大方の戦争は侵略のためではなく、自存自衛のためということになっている。そのうち朝鮮半島は日本の生命線となり、暴戻北朝鮮膺懲となって、現地軍の暴走により独断越境となるのだ。これ全て国策企業に税金を垂れ流す歳出には歯止めがないのが原因だ。
by dehoudai
| 2017-05-09 16:26
| にゅーす
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