2017年 05月 09日
Oglala Lakota County, South Dakota |
ワシントンポストに米国における市郡別の平均寿命に20歳以上の開きがある、という記事が出ていた。
WashingtonPost
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日本の市町村別平均寿命には女では最上位と最下位で4歳しかないが、男では大阪府西成区が72.4歳と82.2歳の長野県松川村より10歳短命で、ずば抜けている。男/女の人口比も、高齢化で大阪府全体では94%となっているのに対し、平均年齢が52歳と大阪府トップの西成区で137%と異様だ。西成区は貧乏ジジイの町なのか。
米国ではこれがさらにひどくなる。最も長命なPitkin county, Coloradoは近くにアスペンスキーリゾートがあり、94%が白人で平均寿命は85歳。
これに対して最も短命なOglala Lakota County, South Dakotaはは全域が原住民族保護区であり、94%が原住民族で平均寿命は67歳だそうだ。
どんなところか見てみよう。ピトキンはまあ普通の田舎だ。
郡内のアスペンにはいかにもスキーリゾートという街がある。
今後10年ちょっとで世界の工業文明が崩壊する、と騒ぐ人もおるが、こうしたところで暮らす人々にとっては「この世の終わり」でもなく、同じような暮らしを続けるのかもしれない。
by dehoudai
| 2017-05-09 09:13
| まちづくり
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