2017年 03月 03日
右翼坊主 |
アウンサン・シー・チーさんの話が出ないと思ったら、ビルマでは民主政党NLDの指導者ウコニさんという方が暗殺されたそうだ。ラングーンでは民主坊主が仏教旗のようなものを押し立てて街頭に溢れ、騒擾状態だそうな。
こうやってみると剃髪というのは仏道を極める、というのとはあまり関係がなくて、高温多湿のアジアではこの方が快適、ということかもしれない。
寺子屋というのがあるが、ビルマでも近代的な「大学」と称するものはあるが、あれは文明開化式で、寺が伝統的な教育機関なのかもしれない。街頭に溢れる民主坊主も、日本で言えば1970年頃の学生みたいな雰囲気だ。
議会は民主派に譲ったものの、ビルマ国民の生活の隅々には、軍事政権が作り上げた社会組織が張り巡らされているのだろう。
ビルマの近代化に先鞭をつけたのは大日本帝國であって、軍事政権幹部にも「大日本帝国万歳」という人も居ろう。アウンサン・シー・チーさんの御父君も昭和15年に南機関の機関長、浜松出身の南益世さんを頼って日本に亡命し、南益世さんの故郷である浜松に潜伏していたそうだ。
by dehoudai
| 2017-03-03 10:26
| にゅーす
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