2017年 01月 03日
冬の旅4 |
7時00分出発。ここまで来ればもう朝のんびりする必要はないので、ロケットスタート。
長町のローソンで海苔弁を買って、助手席で食べる、という現代日本の勤労者の朝食です。南部道路から東部道路へ入って被災地観光。
新地火力は盛んに煙を吐いています。LNGのターミナルが作られているそうです。チェルノブイリ・スリーマイル・フクイチと原発事故が続いてから、石油の推定埋蔵量が増え続けているのも不思議なことです。
相馬から国道6号へ降りて請戸の安波神社へ向かいます。11月3日の祭日に来たばかりです。
この先
帰還困難区域につき
通行規制中ここで
迂回してください
目隠し塀は瓦礫がただの瓦礫でないことを物語っています。 町の瓦礫は片付けられていますが、所々にそのまま放置されている建物があります。撤去工事に必要な承諾書にハンコを押す人が、誰もいなくなってしまったものでしょうか。
利根川は
幹川流路延長 322km
流域面積 116,840km2
流域内人口 約1,214万人
MLIT
2011年3月15日にはこのあたりでも地震があり、テレビに「三島市役所が倒壊」というニュースが流れました。一瞬頭をよぎったのは宝永山の噴火でしたが、地球はそのようには動きませんでした。しかしこの2011年静岡地震と東北大震災との関連性も、未だに解明されていない通り、日本ではどこでいつ地震が起きても不思議はありません。
テレビニュースはその後三島市役所の裏側にある事務棟の天井が落ちた、という訂正があり、あの古びた天井なら落ちても不思議はないと思ったものでした。
太陽へ向かって走り続け、4時過ぎ帰宅。午後5時の気温は11℃でした。
このところちょっと川というのが気になっています。
利根川と淀川
小出博
中公新書
1975
という書物もなかなか示唆に富んでいました。この手で大井川や天竜川などの流域の古代の姿を想像すると「土地柄」というものがあぶり出されてくるかもしれないと思います。
先日行った春埜山となると、これはもう山伏の世界で、こちらも面白そうです。車の窓から見ただけではわかりませんが、今回旅をした東北地方も「流域」というくくり方でみると面白いかもしれません。
富士川
幹川流路延長 128km
流域面積 3,990km2
流域内人口 160万人
MLIT
大井川
幹川流路延長 168km
流域面積 1280km2
流域内人口 9万人
MLIT
天竜川
幹川流路延長 213km
流域面積 5,090km2
流域内人口 72万人
MLIT
20170120 福島民報
by dehoudai
| 2017-01-03 00:11
| まちづくり
|
Comments(4)
Commented
by
twtrf2 at 2017-01-04 21:42
やっぱ東北へは冬に行かなかんなぁ、と思いながら見てました。
ほんで「ともみちゃん」ってどこのお方?。
ほんで「ともみちゃん」ってどこのお方?。
0
Commented
by
dehoudai at 2017-01-09 01:20
先年4月の初めに青森から海沿いに十三湊まで行こうとして、地吹雪で鯵ヶ沢から引き返したことがありました。
Commented
by
あそゆうや
at 2019-01-03 17:55
x
今、見つけました!! 一体何年かかってるんだよ!といわれそう。が、なかなか良く東北を捉えていますな!次回は修験道体験、南蛮いぶしが良いと思います。
Commented
by
dehoudai at 2019-01-04 05:16
出羽三山も冬が本格でしょうが、寒いのは苦手なので出羽三山温泉で南蛮いぶしの修行に煙草という感じです。孫が同居ということになると室内禁煙になりそうです。