2016年 12月 02日
高草山 |
高草山へ行ってきた。雨が上がって気持ちの良い朝だった。されど仏に参ることこそ本意なれば、山までは見ず。
坂本という地名がある。近くには東海道という地名もある。信長と武田がにらみ合っていた頃、この辺りも東海道の間道の一つだったのかもしれない。井伊直孝産湯の井戸というのもあった。
電車の中で久しぶりに本書をパラパラと眺めてみた。和訳もなかなかヨイ。
禅マインド
ビギナーズ・マインド
鈴木俊隆述
トルーディ・ディクソン編
松永太郎訳
サンガ 2012
鈴木俊隆老師が高草山林叟院から桑港寺に移ったのは、日系人だけでなく、衆生済度を広めるためだろう。老師がサンフランシスコからモントレーへ向かう道筋に結んだ草庵は今では仏光山禅心寺となっている。
原書も「読み」やすい。老師が米国人にわかりやすい言葉を選んで仏心を説いているからだ。
編集もなるべく分かりやすいことを目指している。
和訳も同じようになるべく分かりやすいことを目指している。
さてそれで本書を読めば成仏できるかというと、日々の修行でしょうね。
老師遷化が68歳というから、小生も来年は68歳で、歳に不足は無い。明治37年生まれ、というのは家尊と同じだ。三倉の小学校で山猿連に「小坊主、小坊主。」とからかわれてから、スティーブ・ジョブス君の老師となるまで、長くて短い。
by dehoudai
| 2016-12-02 02:02
| まちづくり
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