2016年 11月 20日
蕗 |
午前6時の気温14℃とやたらに暖かい。
蕗は字面からすれば道端の花ということになる。薊も同様で、この辺りに合っているのだろう。
もともと生えていたと言っても谷を下ると藪の中に棕梠なども生えている。佐藤牛肉店が「鹿谷園」をやった頃のものだろうか。公園が動物園だった頃には芭蕉も生えていたような記憶がある。モンキーバナナの生えかけみたいな、5cmほどの果を見たことがある。
もともと生えていたのだとすれば、徳川家康公が於万の方の御懐妊に怒り、作左山の立木に縛り付けて
父親は誰だ?
と棒でぶちのめしていた頃にも生えていたものだろうか。越前松平家藩祖秀康公は御城内でなく、雄踏の中村家で生まれているそうだ。
巨大擁壁が作られた中部学園のプール跡には、プールができるまで地山のようなものが残っていた。小松が生えて藪にはカブトムシの巣があった。
先日は町内の公民館建替えのついでに「井伊直虎」の売り出しということで、小和田哲男先生のレクチャーがあった。大河ドラマの筋書きは、赤備えの井伊直政が世に出るまで、ということらしい。
隣家のOさんのお父上が健在の時には、6月になると山野を渉猟してアユ漁をする徒然に、蕗を撮ってきて煮染の御裾分けに与ったのだが、それももう50年近く前の話だ。
by dehoudai
| 2016-11-20 09:02
| まちづくり
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