2016年 04月 16日
地震御見舞 |
地震御見舞申し上げます。
テレビ画面を見ていると、校庭など建物の崩壊の危険がなさそうな場所に避難している様子が見えます。一連のニュースで気になったのは、毎日新聞に会った、熊本県知事がキレたと言う話です。
松本副内閣相によると、「河野(太郎)防災担当相に『今日中に青空避難所というのは解消してくれ』と強く言われて参った」
知事は「避難所が足りなくてみなさんがあそこに出たわけではない。余震が怖くて部屋の中にいられないから出たんだ。現場の気持ちが分かっていない」と不快感を示したという。
内閣府は現場などどーでもよく「教科書に書いてあるとおりにしろ。」と言っているのですね。教科書の著者は大方東京のビル街にいて経験した、東北大震災の経験から教科書を書いたのでしょう。
災害救助法と言っても石原伸晃内閣府特命担当大臣(経済財政政策)のおっしゃる通り「最後は 金目 (かねめ) でしょ。」としか考えていないことがよくわかります。
「オレの言う通りにすれば、金は出すぞ。」というのをやめて、金だけ県知事に渡して口は出さず,現場の判断でやってもらう方が有効な対応ができそうなことは、小学生でも分かりそうなものです。
福島第一の事故の折、我が国の権威たちは「たぶん大丈夫。」を繰り返しましたが、米軍は「最悪の事態」を想定していたのを思い出します。
9万年前までにできた、阿蘇山のカルデラは世界最大だそうです。東京大学の先生達は、断層帯がどーたらこーたらとお茶を濁していますが、シロートが考えるのは、阿蘇山の山体膨張はどうなっているのか、という点です。
10万年に一度、という阿蘇山の噴火が起こっても、学会の権威はあれこれの理由をつけて「想定外」を繰り返すことでしょうが、その間に日本は崩壊、それをきっかけとして第三次世界大戦、という筋書きがシロートにも想定できます。
BBCではトップ記事なっていましたが、シンゾー君が日米地位協定に合わせて憲法を変えようとしている米国は、トランプ君が「世界のおまわりさんはヤダ。」と言うように内向きになっていて、日本の地震などニュースにならないようです。 Metroは特にニュースがないときは下ネタ、という作りなので「他山の石」というより「対岸の火事」という構えでしょう。
地震御見舞
by dehoudai
| 2016-04-16 10:25
| にゅーす
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