2016年 04月 15日
地震御見舞 |
地震御見舞申し上げます。
安政の地震では浜松城長櫓が全壊、という記録がありますが、民家など全体的な被害記録はどうだったか、と思います。掛川城二の丸御殿が今も残っているのは、この時に建て直したためであるようです。
熊本でも被害は断層帯の上に集中しているのでしょうか。日本では米国のように活断層の上は建築禁止、ということができません。
原発も同様で、地平線以外のものが見えるところでは建設禁止、というのが、原発技術開発の時の前提条件だったのではないでしょうか。
浜岡原発など、米国の感覚からすれば「市街地のど真ん中」です。日米でこの違いがあるのは、日本は米国の法律上の植民地だからであります。
日本国憲法: 人類共通の未来を指し示すもの。であるのに対し、
日米安保条約:それを支えるための仕組み。
ということになっていますが、実はその裏に
日米地位協定ナルモノ
があり、「国会の承認や国連への登録が必要ない秘密の了解なしに(ダレス)」有事には日本全土を米軍が基地として使用できる、ということのようです。
都市計画法では建つわけがない、超高層マンションが建ってしまうのは、法律にはきれいなことしか書いてなく、終わりに「細目は省令で定める。」とある国土交通省令で建ってしまうというのが、先年建築審査会までお付き合いして、身にしみました。あれと同じシカケなのですね。
国土交通省令は
都市計画法第1条 目的
都市計画法第2条 基本理念
に齟齬する。
と言ったら、
あ、あれは単なるお題目ダカラ。
ということでした。ナンダ馬鹿馬鹿しい。
一般国民は「日米地位協定を変えた方が良い。」と考えるでしょうが、シンゾー君は「日本国憲法を変えた方が良い。」とお考えなのが、昨今のシンゾー君の言動から推察されます。川内原発断固推進の鹿児島県知事はじめ、「原発村」の村人は戦前の軍閥に近い方々なのでしょう。
さて素町人はそうした天下のご政道などドーデモ良く、
●端午の節句
遠州濱松地方は未だ舊習去らずして、五月五日は節句なりとて、例の紙鳶あげ騒ぎにて同日より六日まで市中近在の別なく処々に酒宴を開き、職工輩に至っては丸で休業とせり。何にしろ此舊弊は早く一洗志たき物であり升。
絵入東海新聞(静岡で発行されていた。) 明治20年5月6日号より
でありますので、晩方街に行くと、あちこちからラッパの音が聞こえてきました。元は大日本帝国陸軍の信号ラッパだったものが、今では祭りのラッパ、ということになってしまいました。特攻帰りの鶴田浩二さんが活躍していた頃には、日本刀を振り回すものもおったようですが、昔に比べると間延びしたテンポになっています。
地震御見舞
by dehoudai
| 2016-04-15 11:01
| まちづくり
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