2015年 06月 15日
沖縄県鉄道 |
思い出したのは台湾鉄道東部幹線だ。やはり2’6”だったのだが、その昔ここには寝台特急が走っていたそうだ。最高時速80km/hなのだが、カーブの力学からすると2’6”の80km/hは4’6”1/2に換算すると300km/h以上に相当するそうで「爆走」という感じだったとのこと。私が台湾へ行った時には、数年前に4’6”1/2に改築された後だったので、乗ることはできなかった。残念。 東部幹線萬栄駅は昔は森坂と言って、林田山からヒノキを積み出す集積地だった。今では林田山林業文化園區として、来訪者のための施設が整備されている。
東海道本線函南駅周辺には「東京発伯林行弾丸列車」の匂いが微かに漂っているが、あちらが4’6”1/2であれば、こちらは2’6”の世界だ。そうしたエリートと平民の格差は今でも新幹線の特急料金に残っている。
日本のビジネスマンは「仕方がない。」と諦めるのだが、台湾人は「運用経費が安いのに、料金が高いのはけしからん。そんなものはやめてしまえ。」と言うことになり、結局12月から新幹線の特急料金を値下げするそうだ。
by dehoudai
| 2015-06-15 08:52
| まちづくり
|
Comments(0)