2015年 01月 08日
祟り |
何の祟りかというと、植民地の祟りだ、米国が黒人の国になり、英国がインド人の国になり、ドイツがトルコ人の国になってしまうのも、全て植民地の祟りだ。
何せ西洋三教には「異教徒は家畜」みたいなところがあるので、植民地の祟りもすぐに銃撃戦となってしまう。フランス自体がナポレオンの欧州征伐から抜けきっていないところがあるので、ジャン=マリー・ル・ペン氏の娘さんが人気だというから「ジャッカルの日」からそれほど進化していないのだろう。
職安通りでは相変わらず在日日本人と在日韓国人・在日朝鮮人諸君がメンツの張り合いをしているのだろうか。銃撃戦とならないところが東亜の民が西欧の民に比べて文化程度の高い証拠だ。
従軍慰安婦は軍の命令によるものでは無い、という向きもあろうが、植民地政策が他の生活手段を保証するものであれば、従軍慰安婦にならずに済んだものも居ろう。
従軍慰安婦はその後米軍慰安婦となり、妓生旅行となって国庫を潤した、古来妓生は国家が養成していたではないかという人もおるようだが、明治の閨閥にも芸者上がりが散見されるようなものだ。
日本の植民地支配は本国と同じ産業近代化を植民地にもたらした。と胸を張る向きもあるだろうが、問われているのはそれが地域住民の福祉を目的にしていたか、富の本国への移転を目的にしていたかだろう。
こうなると何も植民地に限らず、明治以来の日本の近代化が、国民の福祉を目的にしていたか、富の国策企業への移転を目的にしていたか、という見方もできよう。フランス国民の平均所得が230万円ほどだそうで、その配分の如何が事の本質だろう。都合の悪いことには頬被りをして「悪いのはアルジェリアの黒人だ。」とやるのも、考えの至らぬ若者を煽って天下取りの具にしようとするイスラム国・紅衛兵と同じ手口だ。
「花の都」のネタをルイXIV世になぞらえる向きもあるが、当時の平民は飢餓線上にあり「赤ずきんちゃん」は当時の家庭内人肉食を描いた話だそうだ。「文明国」が笑わせる。
戦後左翼が間違ったのも、もともと英国のコミューン運動というサブカルを、コミンテルンというキメラに仕立てた連中が変なのだ。東北大震災以降の「地域」「地方」のあり方を振り返ると、最近興味があるのは「自由民権運動」だ。
by dehoudai
| 2015-01-08 18:01
| にゅーす
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