2014年 10月 16日
震災復興 |
Inquirere紙に復興の様子が紹介されている。教会堂の修復が「先ずしなければならない」事の様だ。
東北各地の様に、お寺の復興そっちのけで先ずは、工場を再建し、工業製品だけでなく、米だの塩わかめだのイカの塩辛だのを、出荷し始めているのとは違うのかもしれない。
自分たちの暮らしを心配するより、教会堂が先、というのが果たして幸せかどうか、私は仏教徒なので何とも言いかねる。
ボホール島から海を隔てて南はイスラム教徒とキリスト教徒が紛争し続けるミンダナオ島だ。先年ミンダナオ島から来たおばさんの話を聞いたら、
昔は私ら部族は山の中で暮らし、下ではカトリックの人が畑をやり、海岸にはムスリム衆が住んで、仲良く暮らしていた。
そうだ、それが第二次大戦後、米軍が音頭をとって、マニラ周辺からプロテスタントの人がたくさん来て、大規模な開拓を始めておかしくなっちゃった。
という様なことを言っていた。最近ではMILFは
イスラム国を支持。
なんちゃっているらしい。イスラム国は考えの至らない若者を煽って天下取りの道具に使う、という点では紅衛兵をネット化したものだが、異教徒を殲滅しよう、というところがアブナイ。
大方アラブの金持ちが石油利権の小遣いで支えているのだろう。
異教徒を言う前に、同宗の貧富を問題にしないのが、考えの至らないところだ。
インドネシアとかマレーシアなどを見ると、もともとアジアのムスリム衆は平和主義で、戦争が嫌いな様だが、キリスト教徒が煽ると「自衛のために武器を取れ。」となってしまうのではなかろうか。
マレーシアの新聞には、イスラム国は「一匹狼が怖い。」という見出しもあった。MH370もイスラム国の一匹狼じゃなかろうか、という連想だろう。
教会堂も結構だがカレイの煮付けも良いぞ。
by dehoudai
| 2014-10-16 07:46
| にゅーす
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