2014年 09月 03日
土木学会 |
先年下河辺淳先生の編になる「国土計画のあゆみ」を記した本を読んでみたことがあった。全総から五全総に至るまで、技術系からは常に「地方分散」が提唱され、経済企画からは一貫して「都市集中」が求められた歴史であったと記憶する。
下河辺先生最近は「翁」と化して「100年先のことは君たち若者が考えなさい。私は1,000年先のことを考えたい。」と言い置いて、大井川上流へ分け入って子供と遊んでいるそうだ。
記念切手は日本の人口が膨張して1.3億人になるまでの"explosion"の時代を描いている。これからの100年は"inplotion"の時代で、これまでよりも知恵を働かせなければならない。「都市集中」対「地方分散」は何処へ向かうのだろう。
by dehoudai
| 2014-09-03 17:35
| まちづくり
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