2014年 07月 24日
牛山 |
その前には犀ケ崖周辺の入力に50時間程要した。
浜松城から三謡公園までは10年程前に入力したものがある。
自分の住んでいる所がどんな所か、理解したいが為だ。
まちづくりの基礎資料たるべきものだが、こうした作業には金が出ない。分かりやすくピンと来る様では困るのだ。
忘年某月某日某所にて(浜松市ではないヨ)都市計画の基礎資料を作る手伝いをしていたのだが、やはり目で見て分かりやすく、ということを目指して、各種データを全てグラフ・地図に落とし込んでみた。ところが「困る」というのだ。
文言ならば、後でどうにでも解釈出来るが、地図やグラフにされると逃げ様が無い。
というのが、その理由だった。この辺りが我国と欧米におけるまちづくりの、根本的な違いではなかろうか。
かくて我国では「まちづくり」と言った所で、御出入業者による予算の分捕り合いに終わってしまい「我が街」を市民が共有するには程遠い。
というわけで、酷暑悶熱の中、牛山を一周して来た、山の上にはお寺があり、「今日のことば」みたいなものが張ってあった。曰く
鳥の様に
一途に
飛んでゆこう
水の様に
素直に
流れてゆこう
雲の様に
身軽に
生きてゆこう
何だか「五つの赤い風船」であるね。和尚さんが同世代なのだろうか。 中澤墓苑とNHKの山の間には犀ケ崖と同じ様な切れ込みがある。「天徳寺の狐騒動」の舞台であろうか。 牛山公園自由広場という、ヤブの中のアキチで一休みすると、松籟の声が聞こえて来る。
by dehoudai
| 2014-07-24 13:37
| まちづくり
|
Comments(0)