2014年 05月 12日
各地に散居 |
原住民族は地域あってのもので、産業近代化とともに地域からはなれてしまえば民族ば滅ぶ、という議論がある様だ。「全国区」というのは無いのか知らん。
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臺湾のニュースには新幹線に関するものもある。信号システムの不具合の手直しが、簡単には行かないそうだ。
信号システムはドイツの会社が納入したそうだが、これまでも故障続きで、重大事故の可能性もある様だ。記事からすると、原因は列車の運行頻度が多すぎる事という印象を受ける。線路工事はフランスから、車両は日本から、ということなのだが、開通前に聞かれた「植民地規格じゃないのか?」という疑問の背景が浮かんで来る。
実は「植民地規格」とは逆で、「ヨーロッパでは王侯貴族の乗り物に、臺湾では平民が乗る」ところから問題が発生しているのではなかろうか。
フランスはTGVが世界最高速の鉄道、と誇っているが、あれは「王侯貴族の乗り物」であって、数分置きに列車を走らせ、平民が乗る乗り物ではない様だ。
英国の高速道路を走ってみると3車線の左側が貧乏人、真ん中が普通の人、右側が王侯貴族という区分がきちんとしていて、日本の様にごちゃ混ぜになっていない。それと同じ事が高速鉄道でもありうるのではなかろうか。新幹線は高いが、日本では平民も普通にこれに乗っている。フランスでは平民の通う公立高校の修学旅行で、TGVに臨時車両を連結する様な事が有るのだろうか?
台湾高鉄が日本との技術協力で自動列車制御装置(ATC)を更新するという記事が官報に載っている。
「王侯貴族の乗り物」のための信号システムを、国民総お仕事中毒の為の信号システムにした方が、経済効果は高い、ということか?
by dehoudai
| 2014-05-12 12:40
| まちづくり
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