2013年 11月 29日
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クレムリンにほど近い国営百貨店の前にタテ10mヨコ30mという、大きめの「ルイ・ヴィトンのトランク」を据えたものが居た様だ。中はパリの鞄屋による展示即売所だ。ロシアにも「買物病」が蔓延しているのだろう。
「ルイ・ヴィトンの鞄」は7割が中国製で、7割を中国人が買っていると言うが、ロシア人だって中国人・日本人の間に割り込みたいのだ。
ところがロシア人の半数以上は「元ソヴィエト人」であって「国都宮殿の前にあんなものは目障りだ。」ということか、撤去されることに。
米国では「ビリー牧師」というビリー・グラハムをおちょくった様な名前の「歌うお坊さん」が現れた。
「死後の世界」ではなく「買物後の世界」のための教会というのを始めて「買物後の世界のために悔い改めなさい。」とやっている。元々が清教徒の国なので、環境派清教徒ということで受けが良いのだ。
しかし米国も建国200年を過ぎて、物欲の虜が増えている。「ビリー牧師」は JP Morgan Chase 構内で、歌う説教をやって捕まったそうな。
買物は困らないためのものであって、それで幸せになれる訳では無い。幸せのために買物をすれば、次第に餓えが深まるだけだ。「買物病」にも困ったものである。
by dehoudai
| 2013-11-29 10:32
| にゅーす
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