2013年 08月 21日
ゆたかとたくみとひろしのうち |
幼稚園バスの降車場所から自宅までの、ほんの300m足らずの間にも、注意すれば様々な景観がある。
子供目線でも、大人が描くと、住まいの周辺の環境の様々な要素が、書こうと思えばいくらでも搔き込める。上手く使えばまちづくりの助けになろうかと思ったのだが、そのまま放ってある。
・ちゃんとキャプションを入れることが必要だろう。
・一軒だけでなく、何軒かの「お友達の家」を描き較べてみることも出来よう。
・別々の地域を対照することも出来るだろう。
海辺の村、山の中の村の、子供の生活空間を較べることも可能だ。
この後市内で「地区計画を作りたい。」という話があった時、住民の間の話の種に、ということでやはり絵本を作りかけたことがあった。住んでいる人にキャプションを考えてもらう様、私の考えでキャプションを入れておいたのだが、それきりになってしまったものを整理してみた。
山手町の空
http://www.tcp-ip.or.jp/~ask/urbanism/yamate/yamate240/index.html
この時には3dcgのアニメーションも作ってみたのだが、今の様にiPadがあるわけでもなく、集まりにまだ非力だったiBookを持ち込んで見てもらった。一目見ると「ほほう。」という感じなのだが、それから続かない。作り込むだけでなく、プレゼンテーション全体のデザインが重要と感じた次第。
http://www.tcp-ip.or.jp/~ask/urbanism/yamate/index.html
まちづくりというと、専門家が他事例を持ち込んで真似、というのが簡単だ。そしてどこの町もキンタロウアメの様に、似た様なまちなみになってしまう。
住む人が、まわりの環境に思いを深めることで、かけがえの無い環境を守り、その地域の環境を活かした、まちづくりが出来る筈なのだが、その為の道具の一つとして、絵本も使い物になるのではなかろうか。
by dehoudai
| 2013-08-21 18:30
| まちづくり
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