2013年 08月 14日
别墅 |
日本では1970年代に「多摩連環都市構想」など、急速に都市住宅が拡がりました。中国では同じことが現在進行中なのですが、規模10倍、期間1/10ということで、しかも開発業者が地方政府と癒着など、都市近代化の諸矛盾が沸点に達しつつある様ですね。
「何も無い原野に10年で100万都市が出来てしまう。」のですが、上から目線では「何も無い原野」と見えるものが、地面に這いつくばっている人々にすれば「痩せこけているとは言え、先祖伝来の農地」だったりすると、中々開発が進まない、ということもある様です。
「抗議の焼身自殺」もあれば、農民の中には「農地の敵をロケットで撃退」という人も居ます。
「别墅」日本でいうところの「別所」という言葉も見られました。語感としては日本の「別荘」というより、平安時代の「荘園」に近い感じがします。
三国時代宜しく小権力者があちこちに荘園を立てて、手勢を集めて暮らす、ということでは都市の近代化は難しいのではないでしょうか。
by dehoudai
| 2013-08-14 14:14
| まちづくり
|
Comments(0)