2013年 07月 14日
窒素 |
国に言われたから、って事はありません。と言うところだけはしっかりしていた。国がウチの言う事聞くのは当たり前、ウチが国の言う事聞く訳無いデショ、という感じ。
国策企業と言っても、東京電力ぐらいのペーペーだと
国に言われて、となるところ、さすがに戦前から国を思い通りに操って「国策を作って」来た企業は違う。1937年に完成した「世界最大」の水豊ダム建設費は、全額朝鮮窒素肥料によるものだそうだ。
水俣病はポリバケツを作る際に、触媒にした有機水銀が原因なので「チッソ」は「水俣病」ということになり、外聞が悪いのだが、戦後の財閥解体で日本窒素肥料のポリバケツ部門を「積水化学」と変名しておいたのは得策であった。
ポリバクツだけでは面白くないので、ハウスメーカーを始めたのだが、さすがに胴元が国策企業だけあって、住宅政策など思いのままに操り「住宅は一世一代」という、世界にも類を見ない住宅貧困国が出現した。今や日本の住宅寿命は平均35年であり、産業廃棄物の2/3が建設廃材という。もったいないを絵に描いた様な住まいが現代日本を作り上げている。
by dehoudai
| 2013-07-14 13:39
| まちづくり
|
Comments(0)