2013年 06月 29日
芝生 |
報道によると浜松市の住民グループ「きれいな緑地を守る会・浜松」は、
浜松城公園中央芝生広場で実施した放射性物質調査の報告をまとめた。「子どもが憩う場としては不適切に高い数値を検出した」とし、27日に詳細な調査と芝生の撤去を市に求める。そうだ。
どうなっているのか、ちょいと公園を覗いてみた。左図は昨晩の浜松城公園の芝生に検出面を向けたときの空間線量値。測定方法が違い、簡易測定器の値なので比較にはならないが、線量は下がっているようだ。
果たして芝生撤去の必要があるかどうか、考える必要があろう。下手をすると1970年代首都圏の革新自治体が陥った「モノトリ行政」「オネダリ行政」になってしまい、革新系お出入りコンサルを肥やすだけになる危険性がある。公園課は
現時点で芝生撤去は考えていない。再度、専門機関による確認を検討しているそうだ。住民グループと公園課からそれぞれ専門家に委嘱し、共同で調査してもらえばよかろう。調査結果のとりまとめと評価も共同で行ない、結論が出るまで浜松市役所の「お気楽な水野さん」にツイッターで実況中継をしてもらえばよいのだ。
こちらは同じ芝生広場の2012年4月15日の線量。ただし上向き。
手元に残る簡易線量計の読みで一番高いのは、復興の手伝いに行っていたおりの宿舎、福島県新地町鹿狼の湯の雨樋の下で2011年11月21日に読み取った0.41µSv/hだ。
確か0.4µSv/h以上が要注意レヴェルではなかっただろうか。同じ鹿狼の湯でも、枕元で計ったものは0.14mSvだ。
役場のウェブページによれば、2013年6月11日の、鹿狼の湯向かい側の駐車場は0.26µSv/hだそうだ。
吾人は原子力発電所は「安全なら良い。」と考えている訳ではない。ましてや「国の基準」をどーたら考える訳ではない。
あれは太古よりこれまで、太陽の恵みによって成り立っていた、人間の暮らしに対して、「太陽は使いにくいから、作っちゃおうぜ。」と考えた人間の驕りであり「偽天照大神」だからイカンと言っているのだ。
「地球のエコシステムに感謝」というのが、明治の国家神道以前の神ながらの道である。
130704
東京都墨田区生活衛生課
江戸川で採取したウナギの放射性物質検査結果について
浜松城公園長期的整備構想にかかる自由意見
旭香美甘政和翁
by dehoudai
| 2013-06-29 12:43
| まちづくり
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