2013年 06月 17日
経世済民 |
米国USAToday紙には16歳で死刑を宣告された女性が、24年ぶりに釈放されたという記事。1985年に4人のティーンエイジの黒人女性が、聖書を読む集まりを開いていた、78歳のおばあさんを殺して金を奪った背景には、子供の頃の家庭内暴力と、人種差別があるという主張が斟酌されたとの事。この24年間で道徳の考え方が変わったのだろう。
直接の関係はないのだが「近代文明の終焉」という括り方が出来る様な気がする。アップルのジョニー・アイヴ君が言っている
Apple's goal isn't to make money
というのは、近代文明の終焉とともに、1776年にAdam Smith 先生が"The Wealth of Nations"という本で示した、近代文明の時代を迎えて「徳」と「得」とを間違えないようにという「経世済民」について、応えたものではなかろうか。
相変わらず「徳よりも得」という「近代文明」にとらわれた人々には解りにくい事だろう。日本でもAdam Smith 先生の本を訳した人までが「国徳論」とでもすれば良かったものを「国富論」とやっちまったものだから「これを読めば国が富む。」と勘違いした人が群がった。
アベクンなど道徳という言葉はお好きなようだが、私などの義務教育の「道徳」の時間は、教科書を丸暗記するというもので。到底時代の要請に応える様なものではなかった様な気がする。
「道徳」を説くなら、子供に押し付けるのではなく、国策企業に説いて欲しい。最近は国内だとつつかれるので「日本型国策企業」というシステムを輸出する向きも目立つ。
ダムで洪水
Same hamberger
Mavericks
コミューン主義
Same hamberger
by dehoudai
| 2013-06-17 12:23
| にゅーす
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