2013年 05月 17日
風土記 |
「将門が関八州を平らげた」という未確認情報に接したとたんに、京都の朝廷周辺が大混乱に陥ったのも、「関東=人外魔境」と「騎馬=戦闘集団」という記憶に由るところが大きい。
出雲の國府周辺をうろついて、資料など目にすると「出雲朝廷」という言葉を使う人も居る様だ。我々がイメージする「国府」が存在したのは、実は出雲だけであったかもしれない。杵築大社もそうした古くからの宮だ。
河姆渡遺跡周辺には現在も水田が拡がっている様だ。これと対照的に小麦畑作と、貧弱なタンパク質を補うために必要な、肉食とを組み合わせた文明は、農地を2,000年程で砂漠としまうのが、これまでの慣いだった。
水田に見られる「環境を育てる農業」は「環境を奪う農業」に追いつめられ、風土記の國にもTPPの荒波が打ち寄せるのか?「皇室尊奉」が「環境を育てる農業」に基づくものであるからには、アベクンはやはり「不忠」である。
新編日本の面影
旭香美甘政和翁
風土記
骨相
うさちゃん
出雲大社
by dehoudai
| 2013-05-17 12:43
| まちづくり
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