2013年 01月 02日
住宅貧乏物語 |
「30年で産業廃棄物になる様な住宅政策は国家犯罪」だと思うのだが、今の日本では住宅は住む人の為に有るのではなく、住宅産業・建材産業の企業利益の為に存在するので、なるべく寿命を短くするのが国策だ。
住宅産業と言っても「水俣病の胴元」「戊辰戦争の金貸」「日本刀の元締」みたいな国策企業ばかりであるのを見れば、正体が良く解る。
"How Buildings Learn" Stewart Brand 式に云えば、建物が風景になるには50年は掛かるので、この国には風景が無いということになる。「一生働いて30年で粗大ゴミ一軒を建ててオシマイ」という「住宅貧乏物語」まだ続く。
これも「住む人の側からの家造り」の専門家である筈の、建築士の不甲斐なさだと自戒。
by dehoudai
| 2013-01-02 23:05
| まちづくり
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