2012年 12月 24日
補助と委託 |
赤バスは「補助金」を出しているだけであり、「補助金」の場合、あくまで事業主体は鉄道会社なので、現状でOK。これが市との「委託契約」だと、事業主体は委託元である「浜松市」になるはずです。と木で鼻を括った様な回答があった。再度問う
運行三年目の営業収支は補助金8割、運賃収入2割であったと記憶するが、昨年度の収支はいかがであろうか?補助金が無くても「遠州鉄道」は「世の為人の為」に運行する気があるのか、確かめて欲しい。補助金が無くては営利事業として成り立たない、やる気も無い場合、補助金によるものと車体に明示すべきではないか?まあこれは「法律論」であり、「権力の侍女論」になってしまう。有権者が知りたいのは、制度がどうなっているのかではなく、年貢の行方がどうなっているかを知りたいだけだ。ゴミの収集が営利事業でない事は、車体に「浜松市の委託」と書かなくても解る。
どう使われているかが明らかになっていて、市民が理解しやすい仕組みを伴うものが、民主主義下の「税金」だとすれば、巻き上げてしまえば、どう使おうと統治機構の勝手というのは「年貢」と呼ぶより他に無い。補助金だの事業委託だのといった制度は、税金の使途を市民が理解しやすいように作れば宜しい。
浜松市で「遠州鉄道」と覇を競う「SUZUKI」にしても「赤バス用の電気自動車を作ってくれ。」と言えば「儲かりません。」と木で鼻を括った様な回答がありそうだ。アメリカ合衆国テネシー州チャタヌガ市の「チャタヌガの奇跡」が参考になりはしないか。チャタヌガは蒸気機関車のころの工業地帯で、大気汚染がひどく、数ある町工場も不況でゴーストタウン化していた。それが「電気バス」ということで声を掛けると、市内の町工場が集まれば、そんなものは当地で造れる、ということに相成り、今では「電気バス」の産地だそうだ。
赤バス
by dehoudai
| 2012-12-24 13:51
| まちづくり
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