2012年 06月 01日
国境の村を移す |
福島県相馬郡新地町福田は自由民権運動の盛んな村でした。
戊辰戦争では奥羽同盟の前線となりました。
福田村の埒浜は江戸時代に開拓で栄えました。
福田村の木崎は戦国時代にも国境の村でした。
この辺りはどうも奈良時代に日本の外れ、国境だったようです。
多賀城で使われた刀も近くで作っていたそうです。
1,300年前から人々が暮らしてきた新地町福田で、埒浜と木崎の村を高台に移そうと、相談がすすんでいます。
住宅の敷地が100坪で足りるか、足りないかも考えなければなりません。
そして「1,300年前から人々が暮らしてきた村を移す。」ということが、何を意味するか、これからの1,300年も考えなくてはなりません。
by dehoudai
| 2012-06-01 13:45
| まちづくり
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