2011年 11月 06日
二宮金次郎 |
さる人に「コヤマサンは大体うつむいて歩いているからすぐ解る。」と言われたことがある。自分で分析してみると、上を向いて歩くと、入って来る情報が多すぎる所為らしい。
小学生の頃なら今の時期に「もう真っ暗じゃないの。」と言われたことはあるが、暗くなりさえしなければ「行きは15分、帰りは2時間」でも怒られなかった。しかし大人は道草など食っていると生計が成り立たない。
東京へ出てから、田舎者然ときょろきょろしながら道を歩くのに疲れてなのか「諸国の掃き溜」を見るのが嫌になったからか「二宮金次郎」スタイルになってしまった。慣れた道なら文庫本を読みながらでも、歩道の模様で自分がどこに居るかは見当がつく。
田舎だと東京程ぶつかって来る人も居ないが(たまには居る。それも自転車に乗ってだったりして)歩道が時々途切れるので、文庫本はたまになり、歩道の模様を観察することが多くなった。
其処へ持って来てこれである。中身は「スマホの帝王成功物語」というより、1970年代の青春物語がまことに面白い。私はウォズより一級上で、長男が生まれたのは1978年だ。
あのころ、欧米の気の利いた連中は一神教が「おわこん」になってしまったのには気が付いていたが、それを正面から言ったら「戦争でしょ。」という脅しが今でも利いているのだ。ビートルズもニールヤングも客商売では、正面から解る様な歌い方はしていない。
こんなもので「二宮金次郎」をやっていると、高齢歩行者の事故に気を付けなくてはならない。さらに画面解像度がこれより上がったりした日には、近眼鏡を外して「棟方志功」スタイルで道を歩くことになりはせんか心配だ。
小学生の頃なら今の時期に「もう真っ暗じゃないの。」と言われたことはあるが、暗くなりさえしなければ「行きは15分、帰りは2時間」でも怒られなかった。しかし大人は道草など食っていると生計が成り立たない。
田舎だと東京程ぶつかって来る人も居ないが(たまには居る。それも自転車に乗ってだったりして)歩道が時々途切れるので、文庫本はたまになり、歩道の模様を観察することが多くなった。
其処へ持って来てこれである。中身は「スマホの帝王成功物語」というより、1970年代の青春物語がまことに面白い。私はウォズより一級上で、長男が生まれたのは1978年だ。
あのころ、欧米の気の利いた連中は一神教が「おわこん」になってしまったのには気が付いていたが、それを正面から言ったら「戦争でしょ。」という脅しが今でも利いているのだ。ビートルズもニールヤングも客商売では、正面から解る様な歌い方はしていない。
こんなもので「二宮金次郎」をやっていると、高齢歩行者の事故に気を付けなくてはならない。さらに画面解像度がこれより上がったりした日には、近眼鏡を外して「棟方志功」スタイルで道を歩くことになりはせんか心配だ。
by dehoudai
| 2011-11-06 22:42
| まっく
|
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