2011年 10月 26日
分骨 |
Halving the Bones
Ruth Ozeki
1995
ジョブス君が、サンフランシスコ禅センターの会員で「出家したい。」と言って寺の坊さんにたしなめられた、というのはさもありなん。
ちょっと見てみたいヴィデオがあるのだが、テープしか無く取り寄せるのが高そうだ。カヴァーが可愛い。1960年代気分のお月さんの上で、Ruthあるいはユミちゃんが微笑んでいる。
30年後のニューヨークのアパートで、ハワイアンスラックギターを流しながら、ワープロを打っていると頭の中に日本語が流れて来る。
Kanojo wa Rusu. Ha-fu desu. Hanbun wa nihonjin de, hanbun wa Americajin….. This is Ruth.
30年前ではなく、数年前、年老いて行けない母の代わりに祖母の分骨に日本へ行ったのだ。クロゼットの祖母の骨を思い浮かべると、家族とは何だろう、と考えが巡って行く。
後にRuthは京都のお寺で「出家」するのだが、「出家」というのは"Leaving Home"なんだろうか?と枕草子研究家のRuthは考える。だったら前回の「出家」は中学時代「ルースってなあベーブルースからとったのさ。」という、米国の百姓を代表するが如き父親との葛藤から始まっていた、、、
Ruth Ozeki
1995
ジョブス君が、サンフランシスコ禅センターの会員で「出家したい。」と言って寺の坊さんにたしなめられた、というのはさもありなん。
ちょっと見てみたいヴィデオがあるのだが、テープしか無く取り寄せるのが高そうだ。カヴァーが可愛い。1960年代気分のお月さんの上で、Ruthあるいはユミちゃんが微笑んでいる。
30年後のニューヨークのアパートで、ハワイアンスラックギターを流しながら、ワープロを打っていると頭の中に日本語が流れて来る。
Kanojo wa Rusu. Ha-fu desu. Hanbun wa nihonjin de, hanbun wa Americajin….. This is Ruth.
30年前ではなく、数年前、年老いて行けない母の代わりに祖母の分骨に日本へ行ったのだ。クロゼットの祖母の骨を思い浮かべると、家族とは何だろう、と考えが巡って行く。
後にRuthは京都のお寺で「出家」するのだが、「出家」というのは"Leaving Home"なんだろうか?と枕草子研究家のRuthは考える。だったら前回の「出家」は中学時代「ルースってなあベーブルースからとったのさ。」という、米国の百姓を代表するが如き父親との葛藤から始まっていた、、、
by dehoudai
| 2011-10-26 12:15
| むーびー
|
Comments(0)