2011年 09月 22日
海の中の港 |
漁師が命をかけて救った船を、みすみす陸に乗り上げて無くすわけにはいかないと、昨晩は眠れなかった船頭も多かろう。
出ようと思えばすぐにでも漁に出られるのだが、それが出来ないのは、放射能汚染の収束の見通しが明らかにされないからだ。これでは網を買うことも出来ない。年に2回は陸に揚げて船底のメンテをしなければ、海藻・フジツボで動けなくなってしまうが、そのための施設復旧にもまだ手が付いていない、
六ヶ所村の核廃棄物処理施設の前を泳いでいたようなマグロを、「グルメの絶品」に仕立ててしまうテレビ局がその気になれば、みのもんたを呼んで来て「福島の魚、美味しいですね。」とやらせるくらい簡単なことだろうが、半年経つというのに「可哀想な被災者の方々」で視聴率を稼ぐ方が簡単なようだ。
画面が汚いのは台風の土砂降りの中で写真を撮っていたら、表示がエラーになってしまって直らないので、ケータイのカメラしか使えないのだ。
by dehoudai
| 2011-09-22 13:27
| まちづくり
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